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Responsive toilet
2022年:根岸森林公園新築トイレコンペ(横浜市公共建築100周年記念事業)受賞作品
【公園トイレ】
対象地:根岸森林公園(神奈川県横浜市)
用途:公共トイレ
構造:木造
延床面積:43.90㎡
担当:小山浩太郎、清水太幹
対応力=Responsive
横浜市が主催する公共建築100周年事業の一環として行われた、横浜市の根岸森林公園の一角を対象にしたトイレの新築コンペの受賞作品。
対象地である根岸森林公園は、年間100万人近くが利用する活気に満ちた公園であり、自然豊かで起伏のある地形は、多くの利用者にとって良好なレクリエーションや憩いの場となっている。
本計画においては、対象範囲の周辺環境や公共トイレとしての機能として、次に挙げる視点が重要であると考え、 様々な条件に対応することが可能なトイレを提案した。
□ 中央広場に面した安らぎの休憩所
対象範囲が中央の芝生広場に面しているという条件から、トイレとしての機能だけでなく、車椅子の利用者等の体の不自由な人から老若男女問わず、 ゆったりと休憩できる休憩施設としても機能させる。
□ 維持管理・防犯・防災に配慮したトイレ
維持管理面では、清掃がしやすい設えとし、防犯面では、採光と通風を確保しつつ、プライバシーの保護と死角を作らない配慮する。また、災害時にもトイレとして機能するよう、マンホールトイレを設ける。
□ 間伐材利用に関するモデルケースの創出
建材の一部に、横浜市の水源林がある山梨県道志村の間伐材を用い、水源林の整備や森林環境についての理解を広めるための一助となる取り組みの事例とする。
(atelier igstoyとの共同応募)

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